やっと暖かくなってきました。関東は桜が終わったら、竜巻が起きたりしてちょっと荒れ模様。
お仕事も荒れ模様なんです (T_T)
そんな季節の変わり目、ちょっと気になる記事を見つけたので紹介しておきます。
田辺三菱製薬からテラビックの適正使用に関する重要なお知らせが発表されました。
テラプレビルは2011年11月28日発売で、全例を対象とした市販後調査が実施中。処方は肝臓専門医がいる医療機関などに限定されている。12年5月8日までに約480医療機関で3358例に投与された。
実施中の調査で、重篤な腎機能障害が17例で計19件報告されたことから、今回の注意喚起となった。内訳は、急性腎不全7件、腎障害6件、腎機能障害2件、尿中尿素増加2件、腎不全1件、尿中クレアチニン増加1件。テラプレビルの投与開始1週以内に12例、2週目に5例が腎機能障害を呈しており、投与開始早期に腎機能が低下する例が目立つ。
17例のうち16例がテラプレビルの投与を中止し、1例は投与量を減量。補液が9例、透析が1例に実施された。その後、14件の症状が回復・軽快し、2件が未回復。残る3件は調査中のため転帰が分かっていない。出典:新規抗HCV薬テラプレビルで注意喚起、急性腎不全など相次ぐ(会員登録(無料)が必要)
まず、1点目の注目点
5/8までにテラビックを用いた3剤併用療法が、480医療機関で治療が始まり、症例3358例の症例に採用されている。
当初の目標で、全症例の追跡という認可条件がつきましたが、この目標症例数が3000例/2年だったようです。この目標数をすでに越えていますね。予想以上の早さで3剤併用療法が進んでいると思います。治る人が沢山になるといいなあと思います。
2点目が、当初、皮膚障害の写真のインパクトが大きくあまり騒がれてなかった。腎機能障害の件。
気がつくと、このブログでも紹介した、3月の公開報告会で発表になったC型慢性肝炎ガイドライン(暫定)の中でふれられていましたね。
注意事項の中に
3. Peg-INFα+Ribavirin+Telaprevir3剤併用療法では、投薬初期(1−7日以内)より尿酸値、及びクレアチンの上昇が存在することから、尿酸値が異常値になった場合、早期に高尿酸血症治療剤の投与が必要である。
17例/3358=約0.5%の確率で重篤に近い腎障害がでたことになります。記事の中でも
「投与開始後1週間以内は、週2回、腎機能検査を実施してください」
と田辺三菱製薬からお知らせが発表になっています。この文章から考えると、治験時期から症例が沢山ある病院では腎機能検査を細かく取っていたのかもしれませんが、あまり経験の無い病院ではそうではなかったのかもしれません。
あまり新薬発表後にこのような注意喚起のお知らせがでることは少ないので、よほどインパクトがあったんだと思います。治療を受ける側もこういった例をしっていれば、主治医に貧血のチェックなどと同様に、腎機能も大丈夫ですよね。と聞くこともできたと思います。
やっぱり新しい薬は、当初に飛びつといろいろ有るようです。治療期間が半年ですから、その第一段階が終了してから、治療を検討した方がいいと勧めていましたが、もう少したつと、初回で治療を始めた方々が終わるので、データもそろってくると思います。
そろそろ、治療を検討されている方も、スケジュールを含めて初回治療、再治療を考えてもいいと思います。
もちろん、事前の遺伝子検査等はしっかりやって、治療方針(←おおげさ)を考えてからね。
ひとまず
◇
そうそう、今週末の5/12(土)は川西先生の東京の医療講演会があります。
参加の方はぜひ、参加表明をお願いします。会場が大きいのでもちろん当日突然参加もOKですよ。
土曜日はお仕事モードになって、たぶん参加は2次会からの予定(かなり危ない・・・・(T^T)
前日の迎え撃つ会もだめだめ状態(なんでやねん)
このごろ非常のばたばた状態。なんでやねん。まあ、環境が変わったからしかたがないんですけどね。
ランチしませう会、迎え撃つ会、楽しみにしていた方もうしわけありませんm(_ _)m
業務連絡
こつこつとがんばりますだす(まあ気晴らしで散歩はしてますから大丈夫)

本日の朝飯、かつサンド Photo by cxq02002






























